「あたかも」は、デザイン

前回に続き..

カラーリングのお話です..

前回の内容はこちら..

”髪の色が落ちた時、できるだけ赤っぽく（オレンジ味も含め）なりたくない..”

どうでしょうか..？

オーダーされた事ないですか..?笑

まずは色落ち（退色）についてですが..

"髪の色が落ちると、本来の自分の髪の色が出てくる.."

という事です。

何となく分かりますよね..

”カラーリングでどんな色を入れたのか..”ではなく..

カラーリンングをした時..

”どのくらい地毛の色を削った”かによって、退色した時に出てくる髪の色は変わります..”

そして

”元々の髪質（髪が持っている色素）によっても変わります..”

ちょっとややこしいですが..汗

この元々の髪質というのがポイントで..

赤みやオレンジ味の苦手な方..

毛量多めだったり..

毛が固めだったり..

クセがあったりしませんか？

いかがでしょうか..?笑

そして..先ほど出てきた..

”どのくらい地毛の色を削った”かによって出てくる色は変わりますし..”

これについて

簡単に言うと..

"明るい薬剤を使えば使うほど、地毛の色をたくさん削ります..”

よって

髪の色が落ちた時..

”赤みが出てくるか、オレンジ味が出てくるか、黄色味が出てくるか..”

が違ってきます..

簡単に言いますと..

〜８トーン位のカラー材を使った場合、退色後、赤みが出やすい

９〜１１トーン位だと、退色後、オレンジ味が出やすい

１２〜トーン位だと、退色後、黄色味が出やすい

あくまでも標準の髪質で、あくまでの目安です。笑

そして話は変わりますが..

ここ最近に置いては..

”外人風 ..”とか”グレージュ”なんていう言葉をよく耳にするかと思います..

これは先ほど出てきた”髪質”の部分のお話で..

要するに”外国人のようにあたかも髪質が柔らかそうに見える色..”

そんなイメージにしたい的な..笑

この..”あたかも見える..”

これ結構大事な事で..

僕ら美容師が使うカット技術やパーマ技術においてもそうで..

大きく言えば..

"骨格や顔立ち..髪質においても、実際に変える事は出来やしません..”

よって..

”お顔が小さく見える顔周りの作り方”や..

”スタイルが良く見えるフォルム..”

そして..

”髪がやわらかく見えるようなカールの付け方や毛量の減らし方..”

など..

そんな”あたかも..の先に..

”その人の個性を生かせるヘアスタイルがある.."のかなと..笑

だって..

”素敵な錯覚”が..

"本当の素敵の入り口”だと思うから..笑

ですので..

「あたかも」は、デザインなんです..

”実年齢より、見た目年齢..的な..”笑

要するに..

"僕らはエスパーのように変える事はできませんが、

きっとマジシャンのように、素敵な錯覚は起こせるかも..笑”

あの人が似たような言葉を言っていたっけかな..笑

っちゅう事です。

別に変な意味ではないですよ..

もっと”素敵に錯覚しましょうよ..”っていうお話です..笑

”なりたいを叶えてくれるのがデザイン”なんですから..笑

というわけで

またお話進まず..ですが..汗

カラーリングに関しましても..

”入れた直後の色を楽しむ..”

はたまた..

”色が落ちた後をより楽しむ..”

みたいな..

”目的を少し絞って”

どんな色を使うのか？

楽しみながら考えて行くと良いかな..

それも楽しいかな..と思います。

最後にトランク美容所の推薦している”クリアトーンカラー”は

”染めた直後と、色落ちの過程と、色の落ちた後も楽しめる”

賞味期限のないカラー（大袈裟に..汗）

と題してます..

宣伝でした..笑

この詳しいお話..はまた別のお話..笑

また続きます..笑

＃長岡市　＃美容室　＃トランク美容所